原稿作成するなら|ワードの便利な機能と読みやすい原稿作成のポイントを知ろう


「原稿を作成したいけど、何から始めたらいいかわからない。」
「ワードの機能をもっと詳しく知りたい。」
そのようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
原稿を作成するにあたって、一般的によく使用されるのがワードというソフトです。
このソフトを使用したことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、ワードに搭載されている機能の中には、便利なのにあまり知られていないものがあります。
今回は、原稿作成時に役立つワードの便利な機能と、読みやすい原稿にするためのポイントについて説明します。
是非、原稿を作成する際の参考にしてみてください。

□そもそもワードとは?

ワードとはマイクロソフト社という会社が提供しているワープロソフトのことです。
パソコン向けのワープロソフトの中では、最も普及していると言われています。
文章を書く、画像を挿入するといった原稿作成をおこなうための基本的な機能が充実しています。
また、マイクロソフト社が提供しているエクセルなどの他のソフトとの連携機能も充実しています。
これらの理由から広く普及されているソフトであり、ワードを用いると初心者の方でも簡単に原稿を作成できます。

 

□原稿作成時に役立つワードの便利な機能

*便利機能1|「原稿用紙設定」

ワードで執筆する際に便利な機能の一つに、原稿用紙設定があります。
これは原稿用紙の線を付けられる機能です。
下線やマス目などが付いた原稿用紙の書式があり、文章を執筆する際はとても便利な機能です。
文章を書く前にも、書いた後でも設定できるのでうまく活用すると良いでしょう。
ただこの機能を使用すると、中央揃えなどの一部機能が使えなくなってしまうので注意が必要です。
また、この機能は使用しているパソコンの機種によっては使えない場合もあるので、使用前に一度調べてみるのがよいでしょう。

 

*便利機能2|「スペルチェック機能」

文章を書き終わってから、また最初から読み直して誤字・脱字のチェックをするのは正直面倒ですよね。
そのような場合におすすめなのが、スペルチェック機能です。
この機能は書いた文章を自動で校正し、誤字・脱字だけでなく、文字の重複などを知らせてくれます。
ミスに気が付いたときはわざわざ修正箇所まで戻らなくても、ウィンドウ内のボックスから修正を行えるので時間短縮に繋がります。

 

□原稿を読みやすくするポイント

*ポイント1|適切なフォントを使用する

ワードでは、たくさんの種類のフォントが使用できます。
種類が多いため、中には変わったフォントやおしゃれなフォントが存在します。
このような変わったフォントを使用したいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、変わったフォントを使ってしまうと、読者の方が読みにくいと感じてしまう恐れがあります。
また、自分のワードソフトに対応しているフォントでも、読者のワードには対応していないという場合があります。
対応していないフォントで書かれた原稿は、書体が強制的に変換されてしまうことがあります。
このようなトラブルを防ぐため、原稿を作成する際は無難なフォントを使用することをおすすめします。
一般的に原稿を作成する際は、「游ゴシック」や「游明朝」のフォントが使用されることが多いです。
また、英語での原稿作成の際は、多くの場合「Times New Roman」というフォントが用いられます。
これらのフォントは標準的なフォントなので、多くの人が読みやすいと感じるでしょう。

 

*ポイント2|文字の大きさに注意する

文字の大きさも、文章の読みやすさに大きく影響します。
文字が小さすぎると何が書いてあるのか判別しづらくなりますし、大きすぎると全体のバランスが悪くなります。
一般的には8~11ptが読みやすいと言われていますが、読み手が高齢の方の場合は12pt前後に設定しておくと見やすいでしょう。

 

*ポイント3|行間の設定を調整する

ワードでは字の大きさと行間の広さは比例しています。
つまり、フォントサイズを大きくすると行間が自動的に広くなります。
逆に、フォントサイズを小さくすると、その分行間も狭くなるのです。
この行間の設定は原稿の読みやすさに大きく関わるポイントです。
元の設定では、行の間隔は1.0に設定されています。
これを1.5~2.0に設定しなおすと、行間に適度な余白が生まれます。
適度な余白があると原稿全体の印象がすっきりとしたものになり、読みやすくなるのでおすすめです。

 

□まとめ

今回はワードで原稿を作成する際に役立つ便利な機能と、読みやすい原稿にするためのポイントを説明しました。
ワードには、紹介した機能以外にも多くの便利な機能が搭載されています。
より多くの機能を知りたい方は、一度詳しく調べてみるのが良いでしょう。
ワードが搭載している様々な機能を有効に活用すると、読みやすい原稿を簡単に作成できます。
少し設定を変えるだけでも原稿の完成度が大きく変化するので、ぜひ実際の原稿作成の際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
ご不明な点などございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。